デジカメの設定     Lesson 1 

行のデジカメを買って撮してみたけど、思ったより綺麗じゃないとお嘆きのあなたへ

行などで撮す気軽なバカチョンカメラ的撮影で満足している人に、このレッスンは必要ないのですが、ウエブサイトなどで見掛ける綺麗なデジカメ写真を撮りたいと思っていたら読んでいただければ少しだけ力になれるかも知れません。
麗に撮るための最低条件は、デジカメの画像設定を高画質に設定することです。
パソコンで見るだけなら、大きな縦横のピクセル値に設定する必要はありません。印刷を前提とするなら画素数の多いデジカメに軍配は上がりますが、問題はカメラ内部でJPEGファイルとして保存するのに圧縮率を高くして多くの画像枚数を撮らせる機能が画質を悪くさせているのです。
ほとんどのデジカメでは小さな縦横のピクセル値を選ぶと、同時に圧縮率の高いモードになってしまうので困ったものです。
う一つ、画像をシャープに見せるため、やはりカメラ内部で作業をさせています。
これらの作業においてカメラのプログラムはお粗末な物が多くダビングを重ねたビデオの様な画像になってしまうのです。
それらを避けるためには、カメラの設定を見直してください。

 ● 画質は高画質
 ● 鮮明設定(シャープ)は避ける
 ● ISO感度は100以下または最低値

ISO感度についても説明しましょう。
これはフィルムと同じようにCCDの感度を無理矢理上げるとブチブチしたゴマの様なノイズが増えます。確かに ISO 値を上げると夕方や夜などの光量が足りないときには割と明るく撮影できるのですが日中に撮影した場合、暗部にノイズが載りやすくなります。
価格デジカメのユーザー層はカメラの扱いに不慣れなため手振れが付き物ですから、メーカーは ISO値を200以上に固定してシャッタースピードを上げようとしています。このことは当然画質を犠牲にしています。

ジカメを高画質の設定にすると撮影枚数が減ります。もっと撮りたいのにメモリーが一杯になっていたのでは、せっかくのシャッター・チャンス逃してしまいますよね。
は撮影に出掛けるときは、デジカメに64MBのメディアを入れ、64MBメディアのスペアー、電池のスペアーを携帯しています。メモリー・メディアの価格もこなれてきていますので最低でも64MBのメディア1枚をカメラに突っ込んでおきたいものです。

終的にパソコンに取り込んで加工するのですが、画像の縮小やアンシャープマスク(輪郭鮮明化)の品質はアプリケーションによって大きく違うのです。
できたらAdobe Photoshop 6.0を使いたいのですが、あまりに高価ですよね。でも、ライトバージョンであるPhotoshop Elementsでも同じエンジンを使っているので綺麗に加工できるでしょう。

後に加工した画像ファイルをJPEG画像で保存する場合にも、ファイルの大きさを見ながら許す限り高画質で保存してください。

2002.2.2


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